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直江 崇; 勅使河原 誠; 二川 正敏; 水谷 春樹; 村松 壽晴; 山田 知典; 牛塚 悠司*; 田中 伸厚*; 山崎 和彦*
Proceedings of 8th International Congress on Laser Advanced Materials Processing (LAMP 2019) (Internet), 5 Pages, 2019/05
レーザー切断は、J-PARC核破砕中性子源標的容器等の放射性廃棄物の減容処分方法の1つである。レーザーによる切断は、非接触で実施されるため従来の機械切断方法等と比較して遠隔操作による切断作業に適している。しかしながらレーザーは、切断時に生じる放射性物質を含むスパッタやヒュームの飛散が、周囲に汚染を広げるデメリットがある。近年、レーザー溶接において、ビームプロファイルの制御によるスパッタ飛散の低減技術が開発された。レーザー切断に本技術を適用する手始めとして、レーザー切断時における溶融部の挙動について物理モデルを構築するために、高速度ビデオカメラを用いて溶融部を可視化した。その結果、ヒュームとスパッタの発生は、時間的に独立していることを確認した。
松林 政仁
波紋, 4(3), p.14 - 24, 1994/10
JRR-3M中性子ラジオグラフィ装置は、JRR-3Mの高性能を背景として多目的の利用、高解像度、照射間試験の可能性、中性子テレビシステム、画像処理、中性子エネルギーの選択性等の特徴を有している。特に中性子テレビシステムは、本格的な動的試料のリアルタイムでの観察(流れの可視化等)を国内で初めて可能した。本誌では、JRR-3M中性子ラジオグラフィ装置の構成、装備されている機器、性能等について、中性子ラジオグラフィの原理及び手法を近年開発された機器にもふれながら概説した後、具体的に解説した。さらに本装置を用いて行われた応用研究について、研究の過程で撮影した中性子ラジオグラフの画像等を示して紹介した。